鬼の棲む館

鬼の棲む館

ストーリー

鮮烈なエロチシズムのなかに、人間の愛憎を鋭くえぐる!谷崎潤一郎の戯曲『無明と愛染』を、『触角』の新藤兼人が脚色、『座頭市喧嘩太鼓』の三隅研次が監督した文芸ドラマ。南北朝時代。戦火を免れた山寺に、無明の太郎と異名をとる盗賊が、白拍子あがりの情人愛染と爛れた生活を送っていた。自堕落な愛染、太郎が従者のように献身しているのは、彼女が素晴らしい肉体を、持っていたからだった。晩秋のある夕暮、京から太郎の妻楓が尋ねて来た。太郎は、自分を探し求めて訪れた楓を邪慳に扱ったが、彼女はいつしか庫裡に住みつき、ただひたすら獣が獲物を待つ忍従さで太郎に仕えた。それから半年ほども過ぎたある晩、道に迷った高野の上人が、一夜の宿を乞うて訪れた。楓は早速自分の苦衷を訴えたが、上人は、愛染を憎む己の心の中にこそ鬼が住んでいると説教し、上人が所持している黄金仏を盗ろうとした太郎には呪文を唱えて立往生させた・・・。

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投稿日: 2016-04-10

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